冬の夜空に
空一面の星たちが
どこまでも
どこまでも光のしっぽを伸ばして
透き通った空気の中
きょうはひときわきれいだよ
こんなに冷え込む冬の夜に
また空を見つめて
きっと君は
いつでもお気に入りのカメラなんだ
君が撮りたい空の色は
どんなに撮っても終わりがなくて
それはきっと
やりなおしのできない
昨日ときょう
それから
どうしても忘れられなかったあのとき
もしかしたら
そんなものに似ているのかも知れないね
僕たちのほしいものは
どこまでいっても終わりがなくて
だから僕たちは笑ったり泣いたりしながら
歩くことをあきらめない
君がすてきな写真をほら
このひろい宇宙のなか
星屑を集める少女のように
コスモスという名のこの星で