星空

 

つめたい空気がとがったように

凍った冬の星の夜

誰もが一人ぼっちでいきている

あなたのいないこの部屋で


誰も隣りにいる人のことなんか

心配したりしないのに


遠くの空のした

あなたはどうしているのだろう

ふと そんなふうに考える


「また一緒になろうね」


約束もしないまま

驚くような速度で消えてしまったあなた


こんな夜は

とどまった空気をぬって

ビー玉のような想いが空にまい上がって

星たちがキラキラとわらいかける

星たちがキラキラと